一戸建の賃貸「戸建賃貸」のニーズが少しずつ高まり、それに伴って戸建賃貸の物件も増えてきています。
戸建賃貸は、賃貸の身軽さと一戸建の自由さを兼ね備えた、新しい住まいのスタイル。
そこで、戸建賃貸とはどういうものか、どんなメリットがあるかをお伝えします。
戸建賃貸のメリット
そもそも戸建賃貸とは、「賃貸だと自由度が低いけれど、一戸建を購入すると転勤や災害時の対応が困る」といった家族におすすめの、「一戸建を借りる」というスタイルの住まいです。
マンションやアパートのような集合住宅よりも騒音が気にならないなど、戸建賃貸にはさまざまなメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう。
●メリット（1）税金がかからない
賃貸の場合、固定資産税や都市計画税などの税金がかかりません。
また、一戸建とはいえ賃貸なので、勤め先から家賃補助が出る場合は、そのまま補助を受け続けられるのもメリットです。
転勤族だけど一戸建に住みたい、という家族にはぴったりでしょう。
●メリット（2）気軽に住み替えができる
一戸建を購入すると、海外などに転勤になった場合、マイホームの扱いに困ることがありますが、戸建賃貸の場合は、引っ越しなども比較的簡単にできます。
また、地震やゲリラ豪雨などの自然災害に対するリスクも減らせます。
●メリット（3）騒音を気にしなくていい
マンションやアパートなどの集合住宅では、居住者がお互いに騒音に気を遣いますが、一戸建の場合は、小さな子どもが走り回っても階下や隣の人に気を遣わずに済みます。
●メリット（4）庭や駐車場を自由に使えることも
戸建賃貸には、庭や駐車場が付いている物件もあります。
庭でガーデニングや家庭菜園をしたり、夏場には子どもに水遊びをさせたりできますし、車やバイクが趣味の人は、洗車やメンテナンスもしやすいですね。
戸建賃貸のデメリット
戸建賃貸のデメリットは、面積がマンションなどに比べて広い分、光熱費が高くなりがちだということ。
インターネットも戸建契約になるので、やや割高になります。
また、オートロックなどの防犯設備が備え付けられていないので、戸締りに気を遣うといったこともあります。
戸建賃貸は小さな子どもがいる家族におすすめ
戸建賃貸は、防犯に気を遣ったり、光熱費がやや高くなったりするというデメリットはあるものの、賃貸マンションと一軒家の「いいとこどり」をした、新しいスタイルの住まいです。
とくに、転勤族だけど一軒家に住みたいという家族、階下や隣への騒音に気を遣わずに、広い家で子どもを遊ばせたいという家族、災害時のリスクを考えて賃貸に住み続けたい家族などにおすすめでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
戸建賃貸はマンションとは違い、一軒家の広さや快適さがありますし、近隣への騒音などもあまり気にしないで済むということがわかりました。
快適な暮らしができる戸建て賃貸も検討してみてくださいね。
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