宇都宮市で開業に向けて現在工事中の「LRT」とは何かご存知でしょうか?
LRTとはLight Rail Transit(ライトレールトランジット)の略で、次世代型路面電車を意味しています。
この記事では、宇都宮市におけるLRTと路面電車の違いや、LRTはいつ頃開業するのかについてご紹介します。
宇都宮市のLRTと従来の路面電車の違いは?
LRTは、宇都宮市の東西をつなぎ、子どもや高齢者が移動手段に悩まない街づくりの手段のひとつとして導入されます。
LRTとは次世代型の路面電車で、最新鋭の技術を活かした小型軽量化やバリアフリーを実現しています。
従来の路面電車との違いは、主に次の点が挙げられます。
・段差や隙間が少なく、乗り降りしやすい
・停留所にはスロープや手すりが設置され、バリアフリーが徹底されている
・騒音や振動が控えめ
LRTは、車内を平坦に設計しているため、停留場と車両との間に、隙間や段差がほぼありません。
そのため、ベビーカーの乗り降りや車椅子での移動もスムーズに行うことができます。
さらに、停留場にはスロープや手すりを設けてバリアフリーに対応しており、横断歩道からも段差を感じずに移動が可能です。
また、特殊な樹脂を使った電気モーターなどにより、騒音や振動が控えめで快適な乗り心地を楽しめます。
宇都宮市のLRTはいつから開業するのか?
最新型の路面電車であるLRTに早く乗りたいと思った方もいらっしゃるでしょう。
それでは、宇都宮市のLRTはいつから開業するのでしょうか?
開業予定は、2022年(令和4年)3月とされています。
予定している運行ルートは、JR宇都宮駅からベルモール前、平出町、清原管理センター前、管理センター前などを経由し、本田技研北門までをつなぐ14.6kmです。
清原工業団地やテクノポリスなど、多くの人が住んだり働いたりしている地区をつなぎ、利便性をさらに向上させます。
全ルートの所要時間は約44分、快速での運行時は約37分と想定されています。
気になる運賃は、初乗り150円から距離に応じて最大400円です。
朝などのピーク時には6分間隔、それ以外の時間帯は10分間隔で運行される予定です。
午前6時台から午後11時台までと、夜まで運行しているので、仕事の帰りが遅くなる方でも安心ですね。
まとめ
宇都宮市のLRTと従来の路面電車との違いは、段差や振動などが少なく、スムーズな乗り降りや快適な乗り心地が実現されている点です。
バリアフリーにも対応し、様々な人々の生活に寄り添った新しい公共交通となります。
宇都宮市のLRTは、2022年(令和4年)3月の開業を予定しています。
LRTの運行によって、宇都宮市での暮らしがますます便利になるのが待ち遠しいですね。
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