栃木県では冬に山から吹く風を総称して二荒おろしと言い、冬は乾燥した冷たい風が吹くため厳しい寒さになります。
そんな寒い栃木県ですが、冬でも楽しめるイベントが宇都宮で開催されていることを知っているでしょうか。
宇都宮二荒山神社で開催される、ぜひ見てみたい冬のイベントを紹介したいと思います。
宇都宮の冬のイベント!二荒山神社の「おたりや」
「おたりや」は年2回開催され、12月15日に開催されるものを「冬渡祭」、1月15日に開催されるものを「春渡祭」と書き、どちらも「おたりや」と読みます。
どちらも毎年同日開催で、12月に行われるものは一年の終わりを告げ、1月に行われるものは正月の終わりを告げるものです。
願掛けをした御札や縁起物、正月飾りなどを炊き上げる場所があり、その煙にあたると家内安全や無病息災のご利益があるといわれています。
それを求めて多くの方が参拝に集まる冬のイベントになります。
開催時間は午前9時から午後7時までで、夕方頃には田楽舞が奉納され神輿が出るなどするので、「おたりや」は夕方以降がメインになります。
厳しい二荒おろしが吹いて寒い宇都宮市ですが、「おたりや」でお焚き上げの煙にあたって、風にも風邪にも負けないように祈願しましょう!
宇都宮の冬のイベント!市無形文化財の「二荒山神社太々神楽」
同じく宇都宮二荒山神社では、毎年1月28日に「二荒山神社太々神楽(ふたあらやまじんじゃだいだいかぐら)」が行われます。
祀られている神様に感謝してお神楽を奉納する行事で、こちらも多くの人が集まる宇都宮の冬のイベントの一つです。
午前9時から守護祈願が始まり、お神楽が9時30分ごろから始まります。
舞が18種類、お面の種類も40種類とその内容は豊富かつ濃いもので、なかにはそれお面?きぐるみ?と思えるようなユニークなものも。
終わりは午後3時ごろで、お神楽が終わると見学者に紅白の餅がまかれますので、それでお開きになります。
なかなか長時間で見応えのあるイベントですが、途中昼休憩もあるのでじっくり見学することができますよ!
二荒山神社は東武宇都宮駅から徒歩10分程度のところにありますが、その近くには宮島町通り、通称「餃子通り」があります。
宇都宮餃子を提供するお店が集まっているので、神楽を楽しんだら熱々の餃子も堪能して温まるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
宇都宮二荒山神社で開催される冬のイベント「おたりや」と「二荒山神社太々神楽」を紹介しました。
「おたりや」は12月15日と1月15日に、「太々神楽」は1月28日に二荒山神社にて開催されるイベントです。
冬の寒い時期ではありますが、どちらも非常に興味深く楽しいイベントなので、ぜひ行ってみて下さい!
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