より充実した子育てをするためには、市区町村による支援は欠かせません。
出産や引っ越しにあたり、地域の教育に対する支援制度が気になる方も多いでしょう。
この記事では栃木県宇都宮市による教育分野での取り組みをご紹介します。
宇都宮市に居住している方や、これからの居住を検討している方はぜひ参考にしてください。
栃木県宇都宮市での教育分野における取り組みについて~入学一時金~
宇都宮市は金銭的に余裕がないために進学を諦めてしまう子どもを減らすため、入学一時金の無利子貸し付けをおこなっています。
対象となるのは学校教育法の規定に基づく高等学校や大学・大学院、中等教育学校(後期課程)、専修学校へ入学予定の子どもをもつ保護者です。
募集人数は25名程度で、申請者の人物・学業成績・家庭の経済状況をもとに審査と選考をおこないます。
申請基準を満たしているだけでは採用にならないので注意してください。
申請資格はまず市税の滞納がないこと、同じく市税の滞納がない連帯保証人1名を選任できること、他の入学一時金貸し付けを受けていないこと、所得が基準額を下回っていることです。
貸し付けには限度額が設けられており、私立高校や中等教育学校(後期課程)だと20万円で、国公立の大学・大学院と専門学校なら20万円、私立は50万円です。
いずれも一万円単位で借りられます。
各学校で定められている就業期間に2年を加えた期間で返還します。
栃木県宇都宮市での教育分野における取り組みについて~マナビスキッズ~
宇都宮市はマナビスキッズというシステムによって、子どもの学習支援への取り組みに力を入れています。
マナビスは宇都宮市生涯学習情報システムとも呼ばれ、学習支援のための情報を収集・蓄積して学習目的に応じて提供するためのものです。
小中学生や親子を対象に、子どもがさまざまな体験を通して学べるイベントをホームページにて紹介しています。
マナビスキッズで紹介されているイベントは、楽しく学べるのが魅力です。
民俗資料館や図書館での企画展によって地域の歴史や文化に触れたり、石窯パン焼き体験や牛乳パックを利用した工作ワークショップなどで創造力を養ったりできます。
スポーツ大会が宇都宮市でおこなわれる際には無料招待枠が募集されるなど、子どもたちにとって貴重な体験の機会が得られます。
ホームページでは、日にちごとに催事を検索できるので便利です。
休みの日に家族で参加してみるのもよいでしょう。
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