一戸建て住宅を購入する方のなかには角地にこだわりを持つ方もいらっしゃるでしょう。
理由としては、プライバシーの観点や日当たりがよいなど、人それぞれ挙げられます。
そこで今回、角地にこだわりを持って、一戸建てを購入するメリットとデメリット、注意点をご紹介します。
ぜひ、角地の物件を買いたい方は記事を参考にしてみてください。
角地の一戸建て住宅を設けるメリットとデメリットとは?
角地に家を建てるメリットの例は6つあります。
●開放感が得られる
●日当たりがよく洗濯物が乾きやすい、採光性が大きく取れる
●風通しが確保される
●間取りの自由度が高い
●建ぺい率などが緩和される場合もある
●人気物件のため円滑に売却ができる可能性がある
両隣に家がない、どちらかいっぽうに建物がないことで外構にコストをかけず囲いをどちらかにするなどの対策で済むため、プライバシー確保がしやすいのもメリットと言えるでしょう。
一方デメリット例は、4つあります。
●角地は人気のため土地購入費用が高額になる
●日当たりがよいため、道路からの照り返した日光などにより暑さを感じるケースが多くある
●2方向が道路に面しているため視線が気になる
●道路の騒音被害が心配
これらは、立地条件によって異なりますが、面している道路が大きければ騒音被害は免れないため困ることもあるでしょう。
そのため、音や視線が気にならない方にはおすすめの物件と言えます。
メリットとデメリットは個々の考え方やライフスタイルによって捉え方が異なります。
自分にとってのメリットはなにか、デメリットはどんなことがあるのかを挙げ、総合的に判断するとよいでしょう。
角地に一戸建てを設ける際の注意点とは?
一戸建てを角地に設けることにこだわりがある方が知っておくべき注意点として、考え方やライフスタイルによってメリットとデメリットが多いことです。
先述したデメリット例は、工夫次第ではカバーが可能なケースもあります。
たとえば、視線が気になる場合は窓の高さや位置を調整する。
日当たりがよいため暑い空気が夏場にこもる場合は、24時間換気システムや日よけシートを活用してみる、日よけ防止窓ガラスシート施工など対策ができます。
そのため、できる範囲の対策を検討してみるのもよいでしょう。
また、建築上で土地を選ぶ際に見落としがちな注意点として建物の高さの規定です。
建築基準法で面積や建ぺい率が定められていますので事前に確認しましょう。