築年数の経ってしまった古いマイホームを売る際、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?
この記事では、築年数がマイホームの売却価格にどういった影響を及ぼすかを検証し、古いマイホームで売却を成功させる方法について解説しています。
マイホームを手放して新しい家に住み替えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
築年数が経過したマイホームでも売却価格をなるべく高くする方法とは?
家は住んでいるうちに汚れやキズなどが付いてしまいます。
住めば住むほど家の価値は低くなり、売値も安くなっていくのは当然と言えば当然です。
しかし、売る側の立場になれば少しでも高く売れることを望むのもまた事実です。
マイホームは築年数が浅ければ浅いほど、高い値段がつきます。
新築の資産価値を100%とした際、築年数が5年になるとマイホームの資産価値は70%まで落ちると言われています。
さらに10年になると40%台まで落ち、15年まで経過すると、20%まで落ちるのがマイホーム売却時の常です。
しかし、マイホームの売却を考えるタイミング=子どもが独立したタイミングとするならば、家に住み始めてゆうに20年は経っているでしょう。
つまり、築年数が経過したマイホームを売りたい場合は、損をしないような上手な売り方が求められます。
築年数が経過しているマイホームの売却を成功に導く3つの方法とは
建ってから時間の経過した家はどうあがいても資産価値が上がりづらく、安い金額での売却を余儀なくされてしまいます。
では、どうすれば少しでも高い金額で築年数の経ったマイホームを売ることができるのでしょうか?
マイホームを戸建てではなくマンションにしておく
マイホームの購入がまだなら、戸建てではなくマンションを選ぶのも一つの手です。
マンションは資産価値が下がりにくく、先ほどのデータを見ても築20年ならまだ60%前後の資産価値があると言われています。
築20年超の戸建てなら家の取り壊しも検討を
資産価値がほぼつかない築20年以上が経過してしまったマイホームは、売却を成立させるのも非常に困難です。
この場合は、マイホームを取り壊して更地にして売りに出すのも手段の一つです。
取り壊し費用も別途かかりますが、売りに出してまったく反応が返ってこない事態を避けたいときには有効です。
築10年以内なら売却に向けて早急に動く
築年数が10年以内であれば、まだ資産価値はいくらかあります。
売却を検討しているなら、なるべく早いタイミングに売却契約を成立させるよう努めましょう。