住まいの顔とも呼ばれるほど、玄関は部屋の第一印象を決める重要な場所です。
しかし、賃貸物件の場合は十分なスペースが確保できなかったり、暗かったりと、さまざまな要因から工夫することをあきらめてしまうケースも少なくないでしょう。
今回は、賃貸物件にお住まいの方に向けて、玄関を広く見せるコツやおしゃれに見せるための工夫などをご紹介します。
玄関が狭い！困ったときの収納アイデア
賃貸物件で多いのは、収納スペースが極端に狭いために、靴が収納しきれず散らかった印象を与えてしまうケースです。
玄関を広く見せるためにはまず、収納アイデアを活かしてデッドスペースを有効活用していくことをおすすめします。
玄関の収納アイデア つっぱり棒で収納棚を
2本のつっぱり棒を連続して取り付けたり、棚として活用できるつっぱり棒を取り付けたりすることで、通常使わない天井近くのデッドスペースを収納スペースとして有効活用することが可能です。
つっぱり棒で作った棚に、前面の透けた収納ボックスを乗せれば、入っている靴やものがわかるシューズラックに早変わりしてくれます。
玄関の収納アイデア 下駄箱の扉裏まで有効活用
下駄箱や収納棚がある玄関の場合は、その扉裏にクラフトボックスや収納用のボックスを取り付けることで収納スペースを増やすことができます。
靴をいれることができるほか、来客用のスリッパや、消臭スプレーや防水スプレーなどの雑貨をいれておくことができて便利です。
玄関の収納アイデア マグネットやフックを使えば壁が収納スペースに
鉄製の扉など、マグネットの取り付けが可能な箇所には、フックや簡易棚の取り付けが可能です。
フックには鍵や靴ベラなどがかけられるほか、マグネットタイプの傘立てや帽子掛け、マフラーかけなどをとりつければ利便性も高まります。
狭い玄関をおしゃれにするためのアイデア！そのポイントと注意点とは
実用性の高い収納アイデアだけでなく、個性あるおしゃれな玄関づくりには、的確に遊びを取り入れることがポイントです。
玄関を狭く感じてしまう場合、ものを置くスペースを作り出すのは難しいですが、天井からつるす、壁にかける、といった方法があります。
たとえば、ドライフラワーやフェイクグリーンなどを、天井に画鋲やフックをさして取り付けて吊るすと、ナチュラルな雰囲気を演出できます。
ほかにも、見えている部分の収納は色や大きさを揃えると、レイアウトに統一感が生まれます。
なお、賃貸物件の玄関では、扉からの音漏れが気になる可能性があるため、レイアウトの変更やDIYをおこなう際は騒音に注意が必要です。
また、画鋲やフックなどを指すときは、できるだけ穴が小さく隠れるようなものを使うことで、退去時に大家さんとのトラブルを回避できます。
